殺陣祭の概要
殺陣祭(たてまつり)は、リレー形式で執筆された小説(のような)作品です。
1998年10月頃、管理人が通っていたK県立O高等学校2年7組(当時)の同級生・熊蔵氏(仮名)の突然の発案により、
熊蔵氏・カピバラキング氏・J.J.氏(仮名)の3人によって執筆がスタートしました。
スタート当時の設定は、「推理小説」で、毎回事件が起こっていくという事になっていました。
しかし、第2走者であったJ.J.氏作の「ドブネヅミ」でいきなり話の筋は熊蔵氏の思惑から脱線し、
あっという間に推理小説の体裁は崩壊してしまいました。
殺陣祭本編の執筆が完結した1999年5月には、熊と呼ばれる生き物二頭が暴れまわるだけというギャグストーリーとなっていました。
執筆メンバーも途中で入れ替わりがありました。
カピバラキング氏からの誘いを受けた管理人が"Section Four"から参入し、
発案者の熊蔵氏は序盤の物語を書いただけで強制的にメンバーから追放されてしまいました。
とんでもない文章を書く懸念があったことが追放の理由だったと記憶しています。
その後、熊蔵氏は殺陣祭を描いたノートを破り捨てようとしたり、最後まで私達の敵として活躍(?)しました。
執筆は時には学校の身体測定の待ち時間にも行われました。 その時に「視力検査だ!」の台詞や、技「遠赤外線・温熱療法」などが登場しました。 その他にも、殺陣祭には学校生活中(主に授業)に出て来て印象的だった言葉や、当時の流行を想起させる言葉が数多く登場しています。
殺陣祭プロジェクトの総決算は、冊子としてまとめることでした。
それはカピバラキング氏の発案であり、「高校時代の思ひ出を形として残す」ためでした。
私達はノートに書かれた文章を全てチェック・修正し、ワープロで清書を行いました。
自由登校で他に誰もいない教室などを作業場として利用し、2000年2月に世界に7冊しかないハードカバー版の殺陣祭が完成したのです。
殺陣祭は侍り社グループの原点であり、私達の良き思い出でもあるのです。